アルトの世界

ナレーションと語り*

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裏声日記

龍馬没後150年

京都の東。
高台寺の近くにある「霊山歴史館

ここで坂本龍馬にまつわる特別展が開催されている。

この会場の中、シアターで上映している「龍馬と大政奉還」という映像のナレーションをさせてもらった。

副館長直々のご指名である。

副館長とはN局関係の仕事で知り合ったのだが
私の声をいたく気に入ってくれて、わざわざ「この声は誰だ?」と調べさせて
私を指名してくれた過去があり
その後もご自分の霊山歴史館の映像で使ってくだっさっている。

今回、打ち上げがてら一献ご招待したい、とのご連絡をいただき
歴史館を見学し、その後、先斗町へと繰り出した。

さて、仕事としてのご縁もありがたいのだが
実はもっと違うところでのご縁もあり、どちらかというとそれに驚いた。

今夜の店のごく近所に、昔私が住んでいたビルがある。
マンションではなく、ビルだ。

元は土佐藩邸だったが、うちの父親がそれをビルに建て替えて
その中の7階だか8階だか?に住んでいたのだ。

土佐藩邸は祖父母の家である。

で、父親はそのテナントビルを経営していたわけだが、その後バブル崩壊とともに
経営ができなくなり、手放した。
ビルの名前は「都倶楽部」から「フレックスビル」に変わった。

で、そのフレックスビルの名付け親が・・・・副館長だった(笑)

父のやっていたことの詳細はよく知らないが
聞いたことのある名前が副館長の口から次々出てきて懐かしいような笑えるような。。。

それにしても世間は狭い。

「色々、文書とか持ってたんじゃないの?」

副館長の気になるところだ。

その通りです。
文書は知りませんが、何しろ武家屋敷。
襖も屏風もそれはそれは立派でした。
刀剣や茶器や、あれこれありましたが、全部父が売ってしまって。
どこに行ったかわかりません。

巡り巡って歴史館の所蔵になっていたら嬉しいのだけれど。

何しろ、そんな話も含めて龍馬のエピソードとか
所蔵品がどんな経緯でここにやってきたのか?などとても面白いお話を伺えた。

ディレクターさんたちとその後みんなで一献。
最後はケントスで賑やかに。。。

霊山歴史館

ケントス

楽しい打ち上げまで本当にありがとうございました!

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