リクエスト
「どんなリクエストにもお応えします!」
などと大それたPRをしているが
実際のところ、そんなに色々リクエストされることはない。
結局、私の声質に合う仕事が来るわけだし、
例えば可愛い感じの喋り方を求めるなら、若くて可愛い声の子に頼む。
私だって可愛い感じの声も出そうと思えば出せるけど~
だから、自分なりに考えて、少し違う調子で読んだりしても
「やっぱり下間さんの素の声でいきましょう」
って言われて、
あ、それでいいのか。
と、納得する。
さて、前置きはこれくらいにして・・・
ナレーションをするとき、
基本的には、
まず、自分の一番「普通の感じ」で読んでみる。
それに対して、
もう少し力強く、とか、明るく、とか、さわやかに、とか、淡々ととか、
監督さんから指示されて、徐々に形にして行く。
でも、ある監督さんからのリクエストは・・・
思わず
「失礼しちゃう~!どういう意味よっ」
そしたら監督さん、慌てて
「いやいや、声の話ですよ!」
もちろん、冗談で私も突っ込んだ訳だけど、
まあ、最近、お肌の乾燥甚だしいからね(笑)
沢山リクエストくれて、必死にそれに応えたいと思う。
そんな仕事って有難い。
次はもっとスムーズにできるように、喋りの幅を広げなきゃ。
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