アルトの世界

ナレーションと語り*

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裏声日記

喋るな危険!

仕事の打ち上げだった。

3年に及ぶお仕事の。

と言っても、私自身が関わったのは初年度だけ(笑)なのに、打ち上げに呼んでいただいた。

そのお仕事とは、、、

懐かしいぞー!!!

明日香村の文化事業?のひとつで、女帝たちを取り上げた作品。

3部作のうち、初回の主人公推古天皇を私が演じた。

その後の2作は私は関わっていなかったのだが、色々苦労を乗り越えて皆さんで作り上げ、この度、無事すべて終わったのだった。

で、打ち上げ。

この仕事の企画が浮上した頃の話から始まり、メンバー集め、出演者の人選、撮影秘話などとても楽しい話をいっぱい聞くことができた。

プロデューサー「推古天皇か、、、と思った瞬間、下間さんが浮かんだんだよ」

エディター「違いますよ!僕が下間さんが良いんじゃないですか?って提案したんですよ」

美術「僕だって、すぐ推古天皇は下間さんが似合うと思いつきました!」

、、、って、ダチョウ倶楽部か!(笑)

ディレクター「しかし、実際カメラに映ったとき、ほんとに下間さんは天皇だったんじゃないかな、と思いましたよ」

あはははは。

ところが、である。

そんな神々しい?私なのに、宴会が進むにつれてお決まりのお下劣トークが炸裂。

プロデューサーさんなんて、まさか私がそんな品のない女だとは思っていなかったらしく

「イメージが違う!」とショックを受けたご様子(・_・;

やばい。ついお酒の勢いで本性出ちゃった。

でも、もうこうなったらお構いなしだよ!

二次会ともなると話題は仕事の話からプライベートな濃い話へと進み

プロデューサーもカメラマンもみんなポロポロとボロが出て(笑)なんて楽しい打ち上げなのでしょう。

ああ、嬉しいなぁ、こんな風にお仕事に関われて。

ナレーションだけの担当では味わえない仲間感なんだよなぁ。

終電が近づきようやく解散。

なんとなくまだフワフワした気持ちで1人谷町筋を歩く。

寄り道しちゃおかなー。とまた悪い癖が(笑)

電話が鳴った。プロデューサーさんだ。

私のことだから酔っ払ってどこかへふらふら行くのでは?と心配して連絡をくださったらしい。

イメージ狂った上に心配までかけてしまった(笑)良い歳した女が。

結局、プロデューサーさんに車で送ってもらい寄り道せず帰宅。最後の最後まで推古天皇として大切に扱っていただいた。

またみんなで仕事できるかな。

できると良いな。

ありがとうございました。

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